今回の1歳0ヶ月の息子を連れてのスペイン、ポルトガル2週間旅行。
私たちは1歳0か月の息子をベビーカーなしで連れて行きました!
まず、ベビーカーを持っていかなかった理由として・・
- ヨーロッパは石畳の道が多くて日本の車輪の小さいベビーカーだと動きずらい
- バルセロナ→グラナダ(フライト)、グラナダ→マドリッド(列車)、マドリッド→ポルト(フライト)、ポルト→リスボン(列車)と旅行中の移動が多く、荷物を出来るだけ減らしたい
と思ったからです。
夫と順番で抱っこ紐で息子を抱えたら問題ないだろう。とたかをくくっていました。。
実際、旅行して現地の道を見て、ベビーカーはあったほうがいいか、まとめてみました。

結論、まだ十分に歩けない1歳児の場合、ベビーカーはあったほうが安心ね。旅行の途中で買ったけど、すぐ壊れてしまったわ。

参考記事のフランス&ベルギー&オランダ旅行の、1歳9ヵ月くらいになると歩けるし、必要性はそこまで感じなかったけどね!
↑ちなみに香港はベビーカーなしの方がおすすめ!
1歳子連れスペイン 観光地の道とベビーカー事情
スペイン|バルセロナ

ゴシック地区。 舗装されていてベビーカーもスムーズ。
どこもかしこもみんなベビーカー、ベビーカー、ベビーカー!!
バルセロナに行く場合、ベビーカーは絶対にあったほうがいい!これは断言できます。
歩道も広く急な坂も多くないプラス、バルセロナは街歩きも多いので、ベビーカーがあったほうが絶対ラクです。
レストランはオープンテラスになっているところもあり、ベビーカーのままで子供にご飯をあげてるファミリーも。
道もきれいに舗装されていて、石畳でデコボコなところはほとんどなかったです。

バルセロナのサグラダファミリアそばの道。

バルセロナのビーチ沿いの道。道はとってもきれいでした♪

バルセロナの街。絵になるー!
ランブラス通り、シウタデリャ公園、サグラダファミリアに向かう道、ビーチ沿い、どこもベビーカーで問題なく、スムーズに通れる道でした。
地下鉄もリフトやエスカレーターもきちんと完備されているところばかりでした。
グラナダ
グラナダは抱っこ紐とベビーカーをうまく使い分けるのがGoodかと思います。
まず、アルハンブラ宮殿内の3つの入場券が必要なエリアはベビーカーでの観光は出来ませんでした。
なので、入場箇所の外にベビーカーを置いて抱っこ紐で皆さん観光してました。

入り口のそばに置かれたベビーカー
但しグラナダの観光はアルハンブラ宮殿だけではありません!
グラナダの町へ下りて行くとレストランやお土産屋さんなどがあるヌエバ広場があり、そのあたりは道も広く舗装されているのでベビーカーが便利です。

グラナダのヌエバ広場そば。舗装されていてきれいな道。
レストランもベビーカーのまま入れるところが多かったです。

アルバイシン地区
アルバイシン地区は私たちは近くまでしか行かなかったですが、向かう道は石畳でぼこぼこ、坂や階段も多い感じ。
ヌエバ広場から、アルバイシン地区までいく場合は、抱っこ紐のほうがいいかもしれません。
アルハンブラ宮殿や、アルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドール・デ・グラナダは丘の上に立っていて、ヌエバ広場などがあるグラナダの町は丘を下ったところにあります。
アルハンブラ宮殿から町に行くには急な坂道を下る必要がありますが、観光用のバスが頻繁に出ているのでベビーカーを使っての移動も可能です。
子連れ旅行の強い味方!我が家のおすすめはグスケット。コンパクトで抱っこが楽になります!
もうちょっときちんと抱っこしたい場合は、ヒップシートがおすすめ!手頃な値段で旅行用にあったら便利!
マドリッド

マドリッドの街並み
マドリッドもベビーカーを利用しているファミリーを多くみかけました。
歩道も舗装されていて、石畳ではありませんでしたし、マドリッドもベビーカーはあったほうがいいです!
マドリッドは私たちが行ったときは極寒だったのですが、ベビーカー用の防寒対策グッズ(赤ちゃんの足がすっぽり隠れる寝袋みたいなカバー)なんかも売っているところも多く見かけて。
ああ、スペインはやっぱりベビーカー文化なのね!と思い知らされました。
(今回地下鉄は利用していないので、地下鉄のリフトなどの状況は分かりません。)
マドリッドもテラス席のお店も結構あり、そこはベビーカーのままでも入れました。(暖房完備。)
1歳子連れポルトガル 観光地の道とベビーカー事情
ポルト

ポルト、サン・ベント駅そばの道。坂道だけど舗装されている。
ポルトガルのポルトは坂が多い街のためか、ベビーカーはそこまで多くなかったです。
(観光客自体、スペインのバルセロナ、グラナダ、マドリッドに比べると少ない?というか小さい街なので比較は難しいですが。。)
ただ、舗装された道も多かったので道を選べば全然使えますし、ドン・ルイス1世橋や川沿いあたりはベビーカーで散策するほうがゆっくりまわれて便利かと思います。

サンタカタリーナ通り
サンタカタリーナ通りも昼間は歩行者天国なので、道の真ん中をベビーカーで歩けます。
レストランは、お店によりますがポルトガル定食料理なんかを出すこじんまりとした店はベビーカーを押したまま入るのは難しい、小さいお店も多かったです。(たためば問題ないですね。)

ポルトの街並み
リスボン

リスボンのトラム
リスボンが一番悩ましい気がします・・。
坂や階段が多く、道も石畳でぼこぼこしていたり、路面電車は観光客で大混雑でベビーカーのまま乗ることは難しい感じです。
(路面電車内は観光客で、畳んでも邪魔になりそうなくらいぎゅうぎゅう。日本のラッシュアワーのイメージです。)

ボコボコの石畳の道
リベイラ市場の裏あたり。結構ボコボコ。
また、地下鉄はすべての駅にエレベーターがあるわけではないので、ホームから改札、改札から地上階に出るときにベビーカーを運ばないといけない場合も結構あって、パパ&ママ2人がかりでベビーカーを運んでる姿を何度も見ました。

リスボンの街並み
ただ、通りによってはきれいに舗装されてるところもあり、バイシャ地区(写真)、リベルダーデ大通り、エドゥアルド7世公園、コメルシオ広場なんかはベビーカーでゆっくりお散歩したら気持ちいだろうな、という感じでした。
(サン・ジョルジェ城はきつい坂道&お城内もぼこぼこで、階段もあったりするのでベビーカーだと大変かと思います。)
1歳子連れスペイン&ポルトガル ベビーカーは必要か?
あまりまだ長く歩けない1歳児の場合。
ずばり!あったほうがいい。絶対に持ってくべきです!
なぜそう思う・・??
今回、主に夫が息子を抱っこ紐で抱えてくれてました。
ただ、夫は息子を抱えてるがために、荷物リュックが持てない!
(買い物したものなんかは率先して持ってくれましたが、さすがに息子を前で抱っこ紐&背中にリュックで長時間観光は肩に負担がかかりすぎて無理!)
なので、私がリュックを背負ってたんですが、息子の離乳食や着替え、おむつ、ウェットティッシュ、ガイドブック、水などなどが入ったリュックは思いのほか重たくって、私が悲鳴を上げてしまいました。。
少し背負うくらいなら、普段から息子抱っこ紐&荷物リュックはやっているので問題ないのですが、観光しながらだとは結構歩くのできつかったです。
肩が痛くって、スローでしか歩けないし弱音ばっかりはいてました。笑
そのため、バルセロナで簡易ベビーカーを購入!!
スペインブランドChiccoなども見ましたが、値段的にも軽さ的にもちょうどいいのがベビー用品のお店で30ユーロであったのでそれを即決購入!

車輪に注目!!!!!
マドリッドとグラナダはそれを使って、だいぶ楽が出来ました!
ベビーカーは息子を乗せないときも荷物を乗っけて動ける!そんな当たり前のことにも感動しながら・・
ただ、、、簡易的なベビーカー。マドリッドからポルトでのフライトの時だと思うのですが、車輪が一個なくなってました!(写真。。)
ポルトでは、抱っこ紐を使って1日目、2日目(オプショナルツアー)は観光していたので、それに気づいたのが、ポルト3日目。
車輪がどこにあるか探すことも、どこかに落ちていたか誰かに聞くこともできないので処分しました。安いだけありますね。
やっぱり次回ヨーロッパに行くときにはベビーカー、持っていきます!

現地のベビーカー事情(もこもこ暖かそう)

マドリッドのベビーカー事情

こちらもマドリッド。みんなもこもこの足まで覆われたものを履いて暖かそう
この記事がこれから子供連れでスペイン、ポルトガルに行く方の参考になれば嬉しいです。