今回の1歳の息子を連れてのスペイン、ポルトガル2週間旅行。
私たちは1歳0か月の息子をベビーカーなしで連れて行きました!
まず、ベビーカーを持っていかなかった理由として、
- ヨーロッパは石畳の道が多くて日本の車輪の小さいベビーカーだと動きずらい
- 今回、バルセロナ→グラナダ(フライト)、グラナダ→マドリッド(列車)、マドリッド→ポルト(フライト)、ポルト→リスボン(列車)と旅行中の移動が多く、荷物を出来るだけ減らしたい
と思ったからです。
旦那さんと順番こで抱っこ紐で息子を抱えたら問題ないだろう。とたかをくくっていました。。
実際、旅行して現地の道を見て、ベビーカーはあったほうがいいか、まとめてみました。


1.1歳子連れスペイン 観光地の道とベビーカー事情
1.1バルセロナ
どこもかしこもみんなベビーカー、ベビーカー、ベビーカー!!
バルセロナに行く場合、ベビーカーは絶対にあったほうがいい!これは断言できます。
歩道も広く急な坂も多くない+バルセロナは街歩きも多いので、ベビーカーがあったほうが絶対楽です。
レストランはオープンテラスになっているところもあり、ベビーカーのままで子供にご飯をあげてるファミリーも。
道もきれいに舗装されていて、石畳でデコボコなところはほとんどなかったです。
ランブラス通り、シウタデリャ公園、サグラダファミリアに向かう道、ビーチ沿い、どこもベビーカーで問題なく、スムーズに通れる道でした。
地下鉄もリフトやエスカレーターもきちんと完備されているところばかりでした。
1.2グラナダ
グラナダは抱っこ紐とベビーカーをうまく使い分けるのがGoodかと思います。
アルハンブラ宮殿内の3つの入場券が必要なエリアはベビーカーでの観光は出来ませんでした。
なので、入場箇所の外にベビーカーを置いて抱っこ紐で皆さん観光してました。
但しグラナダの観光はアルハンブラ宮殿だけではありません!
グラナダの町へ下りて行くとレストランやお土産屋さんなどがあるヌエバ広場があり、そのあたりは道も広く舗装されているのでベビーカーが便利です。
レストランもベビーカーのまま入れるところが多かったです。
ヌエバ広場そば。整備された道です。
アルバイシン地区は私たちは近くまでしか行かなかったですが、向かう道は石畳でぼこぼこ、坂や階段も多い感じ。ヌエバ広場から、アルバイシン地区までいく場合は、抱っこ紐のほうがいいかもしれません。
アルハンブラ宮殿や、アルハンブラ宮殿の敷地内にあるパラドール・デ・グラナダは丘の上に立っていて、ヌエバ広場などがあるグラナダの町は丘を下ったところにあります。
アルハンブラ宮殿から町に行くには急な坂道を下る必要がありますが、観光用のバスが頻繁に出ているのでベビーカーを使っての移動も可能です。
1.3マドリッド
マドリッドもベビーカーを利用しているファミリーを多くみかけました。
歩道も舗装されていて、石畳ではありませんでしたし、ここもベビーカーはあったほうがいいです!
マドリッドは私たちが行ったときは極寒だったのですが、ベビーカー用の防寒対策グッズ(赤ちゃんの足がすっぽり隠れる寝袋みたいなカバー)なんかも売っているところも多く見かけて。
ああ、スペインはやっぱりベビーカー文化なのね!と思い知らされました。
(今回地下鉄は利用していないので、地下鉄のリフトなどの状況は分かりません。)
マドリッドもテラス席のお店も結構あり、そこはベビーカーのままでも入れました。(暖房完備。)
2.1歳子連れポルトガル 観光地の道とベビーカー事情
2.1ポルト
坂が多い街のためか、ベビーカーはそこまで多くなかったです。
(観光客自体、スペインのバルセロナ、グラナダ、マドリッドに比べると少ない?というか小さい街なので比較は難しいですが。。)
ただ、舗装された道も多かったので道を選べば全然使えますし、ドン・ルイス1世橋や川沿いあたりはベビーカーで散策するほうがゆっくりまわれて便利かと思います。
サンタカタリーナ通りも昼間は歩行者天国なので、道の真ん中をベビーカーで歩けます。
レストランは、お店によりますがポルトガル定食料理なんかを出すこじんまりとした店はベビーカーを押したまま入るのは難しい、小さいお店も多かったです。(たためば問題ないですね。)
2.2リスボン
リスボンが一番悩ましい。
坂や階段が多く、道も石畳でぼこぼこしていたり、路面電車は観光客で大混雑でベビーカーのまま乗ることは難しい感じです。
(路面電車内は観光客で、畳んでも邪魔になりそうなくらいぎゅうぎゅう。日本のラッシュアワーのイメージです。)
リベイラ市場の裏あたり。結構ボコボコ。
また、地下鉄はすべての駅にエレベーターがあるわけではないので、ホームから改札、改札から地上階に出るときにベビーカーを運ばないといけない場合も結構あって、パパ&ママ2人がかりでベビーカーを運んでる姿を何度も見ました。
ただ、通りによってはきれいに舗装されてるところもあり、バイシャ地区(写真)、リベルダーデ大通り、エドゥアルド7世公園、コメルシオ広場なんかはベビーカーでゆっくりお散歩したら気持ちいだろうな、という感じでした。
(サン・ジョルジェ城はきつい坂道&お城内もぼこぼこで、階段もあったりするのでベビーカーだと大変かと思います。)
1歳子連れスペイン&ポルトガル ベビーカーは必要か?
あまりまだ長く歩けない1歳児の場合。
ずばり!あったほうがいいです。絶対に持ってくべきです!
なぜそう思うか??
今回、主に旦那さんが息子を抱っこ紐で抱えてくれてました。
ただ、旦那さんは息子を抱えてるがために、荷物リュックが持てない!
(買い物したものなんかは率先して持ってくれましたが、さすがに息子を前で抱っこ紐&背中にリュックで長時間観光は肩に負担がかかりすぎて無理!)
なので、私がリュックを背負ってたんですが、息子の離乳食や着替え、おむつ、ウェットティッシュ、ガイドブック、水などなどが入ったリュックは思いのほか重たくって、私が悲鳴を上げてしまいました。。
少し背負うくらいなら、普段から息子抱っこ紐&荷物リュックはやっているので問題ないのですが、観光しながらだとは結構歩くのできつかったです。
肩が痛くって、スローでしか歩けないし弱音ばっかりはいてました。笑
そのため、バルセロナで簡易ベビーカーを購入!!
スペインブランドChiccoなども見ましたが、値段的にも軽さ的にもちょうどいいのがベビー用品のお店で30ユーロであったのでそれを即決購入!
マドリッドとグラナダはそれを使って、だいぶ楽が出来ました!
ベビーカーは息子を乗せないときも荷物を乗っけて動ける!そんな当たり前のことにも感動しながら・・
ただ、、、簡易的なベビーカー。マドリッドからポルトでのフライトの時だと思うのですが、車輪が一個なくなってました!(写真。。)
ポルトでは、抱っこ紐を使って1日目、2日目(オプショナルツアー)は観光していたので、それに気づいたのが、ポルト3日目。
車輪がどこにあるか探すことも、どこかに落ちていたか誰かに聞くこともできないので処分しました。安いだけありますね。
やっぱり次回ヨーロッパに行くときにはベビーカー、持っていきます!
この記事がこれから子供連れでスペイン、ポルトガルに行く方の参考になれば嬉しいです。