3歳の息子と1歳になった娘との子連れ沖縄旅行。
那覇でお世話になった、リーガロイヤルグラン沖縄を後にし向かった先は、沖縄北部の名護市にある、ザ・リッツ・カールトン沖縄。
ザ・リッツ・カールトンは、個人的に大人のリゾートのイメージが強く。
ザ・リッツ・カールトンホテル沖縄は、子連れも多いという口コミを数多くみてはいたものの、ビーチにも面していないし、子連れに特化した施設ではないようだし、やんちゃな3歳児と、歩き始めた1歳児を連れて楽しめるかな。
うるさくしてホテルや周りのお客様にご迷惑をおかけしてしまわないかな・・と不安も多かったのですが・・
結論、かなり楽しめました!
感想としては、子連れの特に、未就学児くらいまでのお子さんと一緒ならば楽しめるホテルだなと。
(費用面、ファシリティともに)
今回、ザ・リッツ・カールトン沖縄に3泊しましたが、SPGアメックスを持っていたので、少々のアップグレード、メンバー特典、食事割引があって、お得に楽しめました。
今回の沖縄旅行(&名古屋)の行程
那覇1泊、沖縄本島リゾート3泊の4泊5日の行程。
- 1日目:羽田空港から那覇空港へ移動。リーガロイヤルグラン沖縄に宿泊
- 2日目:リッツカールトン沖縄へバスにて移動(ビーチエンジョイ)
- 3日目:リッツカールトン沖縄(ホテル内エンジョイ)
- 4日目:リッツカールトン沖縄(ビーチエンジョイ)
- 5日目:リッツカールトン沖縄からバスにて空港へ移動、名古屋空港へ
今回JALのセール期間中に、夕方沖縄着のフライトを安く取ったので、那覇に1泊して、次の日に名護のリゾートホテル、ザ・リッツ・カールトン沖縄へ移動するスケジュール。
帰りは都内ではなく、名古屋マリオットアソシアホテルに寄って帰宅。
旅の参加者
- Sai:元旅行会社中の人(日本&シンガポール)。このブログの運営者。
- Saiパパ:会社員。コスパより快適重視派。
- 息子:3歳児。戦いごっこ大好きなやんちゃボーイ。愛嬌満タン。
- 娘:1歳児。この旅行で初フライト。歩きはじめたばかりの我が家のプリンセス。
※夫婦ともに運転はしないため、車なし旅行。
【2021年沖縄子連れ旅行】レンタカーなしファミリーの沖縄での過ごし方
息子と10カ国を旅したSaiファミリーの海外旅行サイトはこちら>>
ザ・リッツ・カールトン沖縄はどんなホテル?
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、喜瀬別邸ホテル&スパという、大人の隠れたリゾートホテルをリブランドして、2012年にオープンした、日本国内のリッツカールトン3つ目のホテルです。
(大阪、東京に次ぐ。現在国内には、大阪、東京、沖縄、京都、日光のザ・リッツ・カールトン、東山ニセコビレッジリッツカールトンリザーブの6施設あり。)
喜瀬別邸ホテル&スパ時代は、子供は宿泊することができず、大人だけのゆったりとした隠れ家リゾートとして人気を博していたようだわ。
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、喜瀬別邸ホテル&スパの施設をそのまま生かして、リニューアル。子連れもウェルカムなリゾートホテルになったよ。
全97室のこじんまりとした中規模リゾート。
喜瀬カントリークラブがホテル目の前、ということもあってホテルからはゴルフコースもよく見えます。
客層としては、ゴルフと合わせて来られる方、カップルや女性グループも多かったですが、夏休みというシーズンもあって、子連れもかなり多くみかけました。
ザ・リッツ・カールトン沖縄は、多くのリゾートホテルが海に面して各自プライベートを持っているのに対し、海に面していないホテル。
写真だと海は遠く見えますが、実際は海は結構近く、お部屋からもよく見えました。
ホテルからのビューがゴルフ場だけだと、せっかく沖縄にきたのにちょっと残念だな、と思っていたのだけど、実際はホテルのオレンジ色の屋根、ゴルフ場の緑、海の青のコントラストがとても綺麗だったわ!!
ザ・リッツ・カールトン沖縄にあるファシリティ
ザ・リッツ・カールトン沖縄には3つのレストラン、ロビーラウンジ、ライブラリー、スパ、野外プール、室内プール、フィットネスセンターがあります。
(アクティビティについては別の記事にて紹介します。)
施設自体そこまで大きくなく、こじんまりとしていて、庭園などお散歩するような敷地はそこまでありません。
ホテル棟から室内プールのあるスパ棟に向かう道は、沖縄特有の大きな葉っぱが生い茂っていて興味深かったよ!!
ザ・リッツ・カールトン沖縄で今回宿泊したお部屋
今回のザ・リッツ・カールトン沖縄滞在で宿泊したお部屋は、ベイデラックスルームです。
予約自体は、最安カテゴリのデラックスルームにしておりましたが、SPGアメックスカードを所有し、ボンヴォイメンバーのゴールド会員になっていたので、1カテゴリーアップグレードしてもらえました。
デラックスルームとベイデラックスルームは、お部屋の大きさなどは一緒ですが、階層が違い、デラックスルームが1階〜4階なのに対し、ベイデラックスルームは5階〜6階(一部7階にもあり)です。
お部屋のベッドは、ハリウッドツイン。
ベッドの横を壁にくっつけることはできませんが、事前にリクエストし、片側をベッドガード、もう片側をベビーベッドを入れることで壁を作ってもらえました。
お部屋には、椅子&テーブルがある開放的なバルコニー付きですが、アクリル板が塀の所に設置されているので、子供が外に出ても危なくないのが安心。
お風呂はビューバスで、お風呂周りは広々とした作りです。シンクも2つあるのが、水着や下着を洗ったりする際に地味に助かりました。
ソファもゆったりしていて、インルームダイニングも問題なく楽しめました。
テレビ前には、仕事ができるテーブル&椅子もあり、ガジェットの充電系や全てテレビ前で。
お水、ネスプレッソ、アスプレイのアメニティ、バスソルトも完備。
家族4人分のビーチサンダル、バスローブ、パジャマ、ビーチやプールで使えるフード付きの羽織ものもありました。
冷蔵庫は中身が入っているタイプ(別料金)で、引き出しにはミニバーもあり。(子連れ要注意です!笑)
キッズ用には、歯ブラシとコップ、ビーチサンダル、スリッパ、トイレにはオムツ入れも用意してくれていました。
ウェルカムドリンク&スイーツ
現在新型コロナ感染予防の点からか、ウェルカムドリンクはチェックイン時にはありませんでしたが、パイナップルジュースがお部屋に置いてありました。
また、ウェルカムスイーツでオレンジの焼き菓子も。
マスクも大人用、子供用ともに用意されており、滞在中1度だけ、大人用マスクが補充されていました。
ターンダウンサービス
ザ・リッツ・カールトン沖縄では、夕方にターンダウンサービスがあり、毎日、翌日の天気予報の紙とちんすこうが。
いい香りのするシークヮーサー精油の小瓶が毎晩置かれていて、寝る前のゆったりタイムが少しリッチな気持ちに。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の食事事情は?
ザ・リッツ・カールトン沖縄には3つのレストランとロビーラウンジ、インルームダイニング、プールなどで軽食が注文できる小さなバーがあります。
正直、子連れだと選択肢が少なかったわ・・
ちゅらぬうじ
イタリアンレストラン。
年齢制限があり、子供は6歳以上から。
営業は、夕食のみ、コースメニューのみの提供です。
※服装はスマートカジュアル。予約必須。
喜瀬
鉄板焼きレストラン。
基本夕食のみの営業ですが、日曜日のみ昼食の営業もしていますので、滞在が日曜日にかぶれば利用できますね。
夕食はコースメニューのほかにアラカルトも注文可能です。
キッズメニューもありますが、内容はグスクにあるキッズメニューと同じです。
※日曜日のみ営業している昼食メニューは喜瀬バーガー(1個3,700円/1ドリンク付)のみです。
※服装はスマートカジュアル。予約必須。
ダイニング・グスク
朝食会場にもなっているメインダイニング。
朝食、昼食、夕食の営業をしております。
夕食は基本的には予約したほうがスムーズです。
2021年8月は、グスクは昼食の営業はしていなかったよ。だからザ・ロビーラウンジで昼食を食べたよ。空いているかは随時チェックしてみてね。
子連れだとグスクを利用することが多くなるかな。我が家は3泊中、夕食で2回行ったわ!
ザ・ロビーラウンジ
ロビー階にある、ラウンジ。
アフタヌーンティーやケーキ、軽食を楽しむことができます。
沖縄そばなどのメニューもあり。
※ダイニングのグスクが閉まっているときは、こちらのロビーラウンジで昼食を食べることになります。
インルームダイニング
メニューはグスクとほぼ同じ。
3歳以下の子供はキッズメニューを無料でオーダーできます。
ザ・リッツ・カールトン沖縄での食事事情
今回の滞在で、食事に関してはレパートリーが少なくちょっとイマイチに感じました。
というのも、我が家は子供が絶賛モンスター時期のため、ゆったりと食べることが想定できなかったので、鉄板焼き喜瀬には行きませんでした。(ちょっと敷居も高く感じたので・・)
そうすると、選択肢はダイニンググスクか、インルームダイニング。
メニューはほぼほぼ同じなので、結構飽きました。
そして、さすがリッツカールトン!!食事もお高い!!笑
サクッと食べられる軽食みたいなものはそこまでなかったです。
売店はなく、ザ・リッツ・カールトン沖縄にはブティックのみあってジュースとかおにぎりとかは販売していないわ。
庶民的な食事とか軽食が買いたい場合、かりゆしビーチリゾートにローソンがあるよ!!送迎もしてもらえるよ!!
マリオットホテルのレストランを使ってもいいわね。もちろん送迎してもらえるわ!!マリオットの売店にもおにぎりとかはなかったわ・・お土産とかなら買えるけどね。
ザ・リッツ・カールトン沖縄で食べたもの(写真多め)
- グスクでの朝食(ブッフェ)
- グスク(夕食)
- インルームダイニング
- ロビーラウンジ
ザ・リッツ・カールトン沖縄の子連れおすすめポイント
- 室内&野外プールあり
- チェキの貸し出しあり
- ルームサービスで3歳未満の子供は無料
- キッズアメニティあり
- ベビーベッド・ベッドガードの対応可能
- トゥクトゥクでの送迎サービスあり
- (ビーチへの送迎あり)
- (ボンヴォイメンバーへアイスサービスあり)
ザ・リッツ・カールトン沖縄には、室内&野外プールがあるので、プール遊びが大好きな子供は喜びます。小さめですが、無料で室内プールも利用できるので天気が悪くても安心です。
(プールについては別の記事にてアップします。)
子供にはチェキの貸し出しサービスも。
我が家は事前にメールでリクエストして用意してもらいました。デフォルトで10枚撮れるフィルムが入っていましたが、足りなくなればいつでもフロントで追加しますよ!と。
さすが太っ腹!リッツカールトン!!
インルームサービスでは、3歳未満の子供にはキッズメニューが無料になります。キッズメニューも1,800円くらいからする、お高いリッツカールトン。うまく活用して助かりました!
キッズ用のアメニティは、チェックインのタイミングでカバンとリッツカールトンのダックを。お部屋には、子供用歯ブラシとコップ、ビーチサンダル、スリッパが準備されていました。
ベビーベッドやベッドガードの対応もリクエストしておけばきちんと対応してくれます。
ザ・リッツ・カールトン沖縄では、ホテルから2.5キロまでの場所であれば送迎してもらえます。
その送迎車の中に、トゥクトゥクがあります。
子供にとってはこれもアクティビティの1つ。3歳の息子は大喜びでした。
ザ・リッツ・カールトン沖縄にはビーチはありませんが、ビーチへの送迎もしてくれます。せっかく泳げる季節に沖縄に来たならば、海で子供を遊ばせたい!!という願いも叶えられます。
マリオットのボンヴォイメンバーになると、子供にアイスのサービスがあります。
息子も、フロントで依頼してもらいました。
シャーベット系が多く、クリーム系は紫芋がありそちらをオーダー。
ザ・リッツ・カールトン沖縄の子連れでイマイチなポイント
- 食事の選択肢の少なさ
- 売店がない
- ビーチに面していない
リゾート地滞在でのレストランの数はキーポイント。
特に子連れで、お外に食べに行くということをしない場合、ホテルのレストランに3食お世話になると思いますが・・普通に子連れで行けるレストランの少なさ(ほぼグスクのみ!笑)、さらにメニューの少なさは少し困りました。
また、ホテルには売店がないので子供用にちょっとしたお菓子を購入することもできません。
ブティックのみとわかっていたので、お菓子や飲み物は持参して行きましたが、レストランで食べるほどでもないけど何か小腹に入れたい・・というときに買える場所がホテル内にないのは厳しいなと。
ビーチに面していない。というのはわかりきってそれでもザ・リッツ・カールトン沖縄を選択してきてるので、クレームとかでは全くないです。
ビーチまで送迎してもらえるというありがたいサービスもあります。
ただ、滞在時、天候があまりよくなく、送迎で向かっている間に雨が降ったらどうしよう、というタイミングも多く。ビーチに面したホテルなら、雨ならすぐお部屋に帰れるし便利だな、と当たり前のことを感じでしまいました。
ザ・リッツ・カールトン沖縄は子連れで楽しめるか
これは個人的に感じたことで家族によって感じ方は違うと思いますが、ザ・リッツ・カールトン沖縄は2−3歳くらいまでの子供連れ向きかなと。
ホテルには子供連れで滞在されている方も多くいましたし、レストラン(グスク)も子連れはソファー席近辺、窓側の景色がよく見えるお席はカップルや子連れでないグループを中心に、さりげなく分けていたのを感じたので、騒いでご迷惑をかけてしまう、という心配は杞憂に終わりました。
ただ、敷地もそこまで広くなく、ホテル内で楽しめるアクティビティがあまりないので少し大きめのお子さんは、持て余してしまうかなと。
(リッツキッズなど子供が楽しめるサービスもあります。年齢やお部屋カテゴリが対象になっていれば予約できますのでチェックしてみてください。)
また、6歳から11歳のお子様はおひとり1泊6,325 円(税金・サービス料込)の追加宿泊料金がかかります。
費用面でも、ただでさへ高価な宿泊費にプラスして子供料金がかかるのであれば、ビーチに面した別のホテルを検討するかな。
ホテルのプールで遊んでいた時、近くにいたファミリーが、『子連れが結構いて本当よかったー。もっと少ないのかと思ってたー。』といっていたのが聞こえて・・
みんな同じこと思いながら、宿泊しているのですね。
ザ・リッツ・カールトン沖縄のボンヴォイ特典
今回、SPGアメックスを所有し、マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員としてホテルに滞在したのでいくつかの恩恵を受けました。
- お部屋のアップグレード
- ウェルカムギフト
- レストランの割引(15%割引)
お部屋は最安カテゴリーから1つ上の眺望のよく見えるお部屋のカテゴリー(ベイデラックスルーム)へアップグレードしてもらいました。
ウェルカムギフトは、チェックイン時にいくつかから選ぶことができ、3,000円バウチャーに。
食事代もばかにならない高級ホテルでのバウチャーはありがたく。
バウチャーのほかには、ボンヴォイポイントや、ウェルカムドリンクチケットなどがありました。
※3,000円のバウチャーはホテル内のレストランで利用したものを部屋付けし、チェックアウトの際に引いてもらえました。
レストランの15%割引は、ダイニングレストランのグスクや、ロビーダイニングで対応してもらえ、こちらも大変お得感があり家計に優しく。
ゴールドエリート会員だと14時までのレイトチェックアウトもお部屋の空き状況によっては可能ですが、今回は特に案内されず、こちらも12時のチェックアウトでホテルを出て空港に向かわないといけなかったので触れませんでした。
高級ホテルのザ・リッツ・カールトン沖縄、お得に宿泊できて大満足でした。
コメント