子連れ海外旅行での飛行機遅延は耐え難いものがありますよね。。
今回、2歳0ヵ月の息子を連れてシンガポール旅行に行ったとき、なんと16時間!!以上の飛行機遅延がありました。(今までいろんな国に子供連れで行きましたがここまで大幅な飛行機遅延は初めて。)
遅延時にどのように過ごしたか、航空会社の対応、注意点をまとめました。
2歳子連れシンガポール旅行 遅延時のフライト情報
まず簡単に私たちの遅延したフライト情報を。
- 発着地:インド・デリー発→シンガポール着
- 利用航空会社:シンガポール航空
- フライト座席:ビジネスクラス(2歳になった息子初の1人座席!)
- フライト時間(予定):2019年12月 21:45発→06:00着(次の日)
- フライト時間(実際):次の日の14:00頃発→22:00頃着(約16時間半の遅延!!!)
2歳子連れシンガポール旅行 飛行機遅延の流れ
19:00頃
デリー空港到着後にフライト掲示板で飛行機遅延を知る
そのときは3時間程度の遅延でした。
とりあえず、3時間程度ならば一回自宅に帰るのもな。。と航空会社カウンターでチェックイン手続きを。
チェックイン時に、21:45発の予定が次の日の4:30発と伝えられる。(この時点で6時間半以上の遅延と知る。。)
ここで一旦帰宅の選択肢もあったかもしれませんが、ドライバーを返してしまったので、空港にとどまる選択を。
チェックインを終え、出国手続き、荷物検査。
そのままビジネスクラスラウンジへ向かいディナーを取りゆっくり過ごす。
息子もご飯を食べたり、空港内にあるプレイエリアで遊ばせたり、時間を持て余しつつも何とか楽しく過ごしてくれた。
22時頃に息子が就寝。(抱っこ紐にて。)ほ。。
23:30過ぎ
ビジネスクラスラウンジ内のスタッフより、フライトが更に遅延とアナウンス
空港そばのホテル、コーチを用意してホテルに送迎するので、準備ができるまで待機してほしい、フライトは次の日のお昼12:00というアナウンス。(おいおいマジかい。。とざわめく。)
ここからが長かった。。
待てど暮らせど、移動の案内がないので待ちぼうけ。
日付が変わった00:45頃
ようやくスタッフの案内が始まり動き始める
移動が開始しても、流れの説明がなく、次の動きが読めず不安に。。
スタッフの誘導も正直うまくいっておらず、いろんなエレベーターを使って移動するものの、他のお客さんとバッティングするし、スタッフ同士のコミュニケーションもうまく取れていないのか、途中迷子になるお客さん続出。
とにかくはぐれないように、同じ状況であろう人の顔を覚えてついていく。
シンガポール航空ビジネスクラスラウンジ
↓
普通のフライトで使うゲート(その時はゲート6)に案内され、フライトに乗り込むようにチケットを確認
↓
飛行機には乗らず、到着フロアを通って再入国(出国ページにキャンセルのスタンプを押される。)
↓
ターンテーブルにて、チェックイン時に預けた荷物を各自ピックアップ
↓
スタッフに案内され、外に用意されたバスに乗り込む(名前の確認はなし、座席のみメモっていた。)
↓
用意されたバスでホテルまで行く
02:30頃
アンダーズホテル到着
ホテルに入るのにも荷物をチェックがあり長蛇の列
ホテルに入った後、更に1列に並びホテルチェックイン手続きを行う
ここでもかなりの時間がかかった。(バス3台くらいに対し、特設カウンター1つで、不慣れな空港スタッフが名前チェックをしながらチェックイン手続き。)
子連れでももちろん優先などなかったが、気をきかせてくれた他のお客さんが、子連れは優先でいいよ!と列を譲ってくれて早めにチェックイン(感涙)。
03:00頃
ホテル客室へ
チェックインしたものの、情報は全くなく、聞かないと教えてくれない。
確認すると、朝食付き、9:30にロビー集合ということが判明。
使用後で汚いですが、アンダーズの客室。(5つ星できれいなホテルだったのがせめてもの救い。。ベッドは快適でした。)
09:20頃
ホテルのロビーに集合
ここで更に1時間遅延、10:30にフロント集合ということを知る
アンダーズロビー(9時半集合で集まったお客さんの荷物をここに並べていました。)
10:30頃
ホテルのロビーに再集合
バスにて再度デリー空港へ(ここでも名前チェックなどはなし)
こんな感じのバスで移動。
11:00頃
デリー空港に到着
チェックイン手続き、出国審査を終えて11時半ごろに出国完了
プレイエリアで子供を遊ばせる(二日連続!!)
13:20頃
機内に案内
ゲートで300グラムのチョコが配られる
22:00頃
シンガポール・チャンギ空港に到着
疲労困憊、ホテル着後即就寝
ふぅうう。。長い遅延だった。。
2歳子連れシンガポール旅行 遅延時の航空会社の対応
- ラウンジ利用(もともとビジネスだったので関係なし)
- 5つ星宿泊ホテル提供
- 機内で使えるバウチャー提供(200シンガポールドル×3名分)
- 300グラムのチョコレート(2人分)
※ラウンジ到着からホテルに到着するまで、クラスのチェックはおろか、名前のチェックすらありませんでした。(バスに乗るときに座席はメモしていましたが、座席番号ではねられている人はいませんでした。)
なので、上記の待遇がビジネスクラスだからなのか、エコノミーを含む全員が同じなのかはわかりません。
2歳子連れシンガポール旅行 海外で飛行機遅延の時の注意点
- 動かないとなんの情報も入ってこない
(とにかくわからなければ聞くこと、ホテルでも次の日の出発時刻すら、こちらが聞くまで教えてもらえず驚きました。) - 同じフライトの人の顔を何人も覚えておくこと
(空港の誘導スタッフは、あくまでスタッフなので責任感がある人もいればそうでない人も。
迷子にならないように、とにかく他の乗客とはぐれないようにしました。) - 予約状況のメールは直接予約でない場合来ない可能性あり
今回は旦那さんの会社経由で、チケットを予約したので、時間変更などのメールは私たちのところには来ませんでした。
(旅行会社を通して予約しても、自分のメールアドレスを登録していればくると思います。)
なので、余計情報が入ってこなかったです。
2歳子連れシンガポール旅行 子供連れでの遅延での対応
- できるだけ規則正しく過ごす
遅延だと何時にどうなるのか不安でしたが、子供の食事や睡眠スケジュールは出来るだけずらさないように、ご飯を食べて思いっきり遊ばせて眠らせる、という流れは変えずに過ごしました。
22:00頃に息子が寝てくれたので、再入国やバス移動も比較的スムーズに動け、助かりました。焦らないコトですね。 - 空港に家から持ってきたおにぎりで平穏
出来るだけ、空港に行くときは自宅からおにぎりを持っていくようにしています。
今回も持っていきましたが、大人がラウンジで軽食を食べている間に息子はおにぎりをパクパク食べてくれたので、レストランやフードコートで息子の食事を探しに行かなくて済んだのでラクでした。
(ラウンジには息子の食べられるものが少なく、おにぎりがなければ、フードコートでバナナブレッドとか、フレンチフライを用意しなくてはいけなかったと思います。遅延情報も知りたいので、できるだけラウンジから離れたくなかったのでおにぎり、正解でした。) - 空港内プレイエリア有効活用
空港内にプレイエリアがある場合、子供を疲れさせるため、ストレス解消のため今回2度利用しました。
遊んだ後は寝てくれる確率が上がるので、あればできるだけ利用するようにしています。 - ラウンジにあるパックのジュースも有効活用
皆さんラウンジから移動する際、ペットボトル等のお水やジュースをもって移動していたので、我が家も息子用にりんごジュースを少し持っていきました。
ホテルまでどれくらいかかるかわからない、いつ飛行機が出発できるかわからない中で、息子の好きなジュースを手元に持てたことでちょっと安心でした。(実際朝起きて朝食までにゴクゴク。。)
今回はインド発のフライトだったのもあり、不安が募る飛行機遅延でした。
この記事が、これから子連れ旅行に行かれる方のご参考になればうれしいです。
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