今回の1歳9ヵ月息子を連れてのヨーロッパ旅行は、マラソン好き且つワイン好きな旦那さんが参加するフランスのボルドー、メドック・マラソンの応援も兼ねていました。
メドック・マラソンを詳しく書いているブログはたくさんありますが、今回は子連れ目線で書いてみたいと思います。
この記事では、ワインマラソンで有名なメドックマラソンについて、前日&当日の動き、子連れで応援隊はどうやって過ごしたらいいのかについて書いています。
来年のメドックマラソンに参加されたい方、家族で海外マラソン旅行に行こうとしている方のご参考になれば嬉しいです。
1.子連れでマラソン応援 メドック・マラソンとは
メドック・マラソンは、簡単に言ってしまうと、ワインで有名なフランス・ボルドーのメドック地区を走る、世界からワイン好きが集まるマラソン大会のことです。
1.1メドック・マラソンのポイント
- 仮装マラソン
- 有名シャトーのワインを飲みながら走る
- お肉やチーズの給水所もあり
- フルマラソン(一応ハーフマラソンもあるが、南部しか走れない(飲めない))
- 制限時間が6.5時間と短い
メドック・マラソンで押さえておきたいところは、仮装マラソンであることと、給水所にワインがあってそれを楽しみながら走るということ!
毎年仮装のテーマがあり、2019年はヒーローでした。
日本人の参加者も多く、セーラームーンシリーズ、マリオシリーズ等仮装している日本の団体の方々も多くいました。
(日本ではツアーを組んでいる旅行会社、団体もいくつかあります。)
また、制限時間が6.5時間、というのも普通にフルマラソンを走れる人でないと結構厳しいです。
さらにワインを飲みながらとなると、余計に時間がとられるし、普段とは勝手も違ってくるのでより訓練が必要。
ちなみにあのホノルルマラソンは制限時間なしです。(素晴らしい!笑)
時間いっぱいまで飲む人が結構いるので、無制限にすると飲み続ける人がいるのではないか、と思われます。笑
1.2メドック地区のおさらい
ボルドーのメドック地区(ポイヤック駅)というのは、ボルドー市内から電車で1時間の距離にあり、市内からは遠いのです。
さらに、マラソン大会の行われる会場は、最寄駅ポイヤック駅から徒歩20分かかります。
さらにさらに、ボルドー(サンジャン駅)からポーリャック駅までの電車の本数は非常に少なく、数時間に1本とかです。
これは私は下調べがあまりできておらず、直前まで知らなかったのですが、この遠さはしょうじき堪えました。
ビブ(ゼッケン)の受け取りは、マラソン大会前日にあり、個人申込みの場合は自分で取りにいかないといけないのです。
なので今回、ボルドー市内からマラソン会場まで2日連続2往復しました。(ツアーだとボルドー市内のホテルまで持ってきてくれるところもあるそうです。)
1.3忘れてはいけないシャトルバスの申込み
通常、マラソンの申込みを行った後に連絡が来て、ビブ受け取り日(前日)と、マラソン大会当日、会場まで向かうシャトルバスの申込みが出来ます。
多くの参加者はこのシャトルバスに乗ってボルドー市内から会場へ行き来します。
ただ、今回、旦那さんは多忙につき、申込みを忘れてしまい。。
結局電車で行くことになりました。
電車で行く距離的な辛さもありましたが、初参加で勝手のわからないマラソン大会、この電車で合ってるか?この道で合ってるか?当日は電車がきちんと運行するか?といちいち不安になりました。
(シャトルバスだと流れで会場まで連れて行ってくれるし、ついていけば何とかなる精神で行けたと思いますが、個人的に行く場合はそうはいかず。。)
そして特に帰りがしんどく。
イベント当日なのに、一本電車が当日キャンセルされるし、楽しさもありましたが、その後の疲れはもっとありました。。。
電車から見えるブドウ畑は素敵で、電車で行くのもいいなーと思いましたが。。。いやいや!メドック・マラソンに参加される方はシャトルバス申込み、忘れないようにしましょう!!
2.子連れでマラソン応援 前日(ビブ受け取り)の状況
ビブ受け取りは、マラソン大会スタート地点すぐそばの会場です。
パスポートと申込みの記録をもって会場へ。
会場に入る前には荷物検査があり、検査を抜けると大きな敷地はイベント会場になっていて、関連グッズや今後のマラソン大会の勧誘などいろんなブースが出ていました。
ブースの中心にはビール&ハウスワインと、軽食販売がありました。
また、会場外の川沿いは、地元ボルドーメドック地区やその周辺のワインの試飲と販売が。
いろんな種類のワインが気軽に試せて、お話を聞いてほろ酔い、いい気持ち~
ちなみに、前夜祭はパスタパーティーが行われるようです。
3.子連れでマラソン応援 メドック・マラソン大会当日の状況
3.1電車で向かった私たちのスケジュール
- 6:00頃 ホテル出発、始発バスにてボルドー・サンジャン駅へ
- 7:30頃 サンジャン駅発の電車
- 8:30頃 メドック地区ポイヤック駅着 歩いてスタート地点へ
- 9:00前 スタート地点到着 仮装した姿の写真撮影
- 9:30頃 マラソンスタート
- 14:00頃 旦那さん生還
- 18:00頃 ポイヤック駅からボルドーへ
- 19:00頃 ボルドー・サンジャン駅着
- 20:00頃 ホテル到着
長い長い一日でした。。
3.2電車と会場の状況
早朝、ボルドーのサンジャン駅に到着すると、仮装の人‼人‼人‼
これには安心感とわくわく感が高まりました!
電車も多くの人が仮装をして大混雑!早めに電車に行って席を確保しましたが、立っている人、地べたに座っている人で大盛り上がり。
ポイヤック駅に到着すると、駅の駐車場に車を止めて準備している人も多く、仮装集団がさらに大きく!
会場に到着するともう仮装・仮装・仮装!!
高クオリティーの人からちょっとだけ仮装っぽい服装で参加している人まで様々!まさに一大イベントでした!
スタートするまで、クレーンでパフォーマーを宙づりにしたパフォーマンスがあったり盛り上がり、
9時半!
大きな掛け声とともにスタート!!
3.3マラソン大会レポ
マラソン自体は旦那さんが参加したので、詳しくは割愛します。
雰囲気は写真にて。
楽しそうすぎる!!
ちなみにこのマップは、インドの我が家に届きましたが、噂によると、届く場合と届かない場合があるそう。
シャトーの情報なんかが載っていて、重宝しました。
3.4帰りの状況
シャトルバス組は、4時半くらいのバスに乗って市内に戻る方が多かったようです。
電車は、この日はボルドー行きの電車は18時までなかったので、マラソン会場をうろうろ、1時間以上前に駅に着き、そこでゆったり(仕方なく)待ちました。
電車車内ももちろんほとんどがマラソン参加者。
国歌斉唱して盛り上がっていました。(日本にはない光景、ちょっと面白かったです!)
4.子連れでマラソン応援 マラソンに参加する家族を待つ子供連れ
マラソンに参加されている家族を待つ子供連れ、結構いました。
当日まで、旦那さんがマラソンで走っている間、何して過ごそうか検討もついていなかったのですが、意外と楽しめました。
4.1子連れマラソン応援で出来ること
- 公園あり
- 川沿いに特設遊園地(メリーゴーランド、観覧車、ゲームセンター、ウォーターバルーン)あり
- 整備された散歩道あり
- 特設ブースに食べ物や飲み物あり
- 川沿いにレストランあり
- 特設会場にきれいな簡易トイレブースあり
小さいですが公園があり、子供連れで遊ばせている方も多くいました。
このメドックマラソンは街の人たちにとってもお祭りのようで、川沿いに特設の簡易遊園地が出来ていて、メリーゴーランドや観覧車等子供が喜ぶものが多くありました。
(息子もご多分に漏れずメリーゴーランドは2回参戦。)
また、川沿いには整備された遊歩道があってお散歩したり、三輪車等で遊んでいる子も。
特設ブースではワインやビール、ステーキ等の食事もできますし、スクリーンがあって走っている人が映し出されていました。
マラソンに参加していなくてもシャトーの雰囲気がわかって見入ってしまいました。
川沿いにはテラスが多いレストランもいくつかあり、そこでは、マラソンランナーの帰りを待つ人も多くいました。
テラスがあって、カジュアルな雰囲気で子連れでも問題なさそうでした。
また、簡易トイレも大量に用意されていて、しかもキレイでした。
息子のおむつはトイレで何回か替えましたが、服が汚れるとかもなくきちんと手も洗えました。
ゴール付近には、階段式のベンチが用意されていて、ゴールする人をみんなで応援できるようになっています。
子供がパパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの帰りを待っている、という姿を何度も見ました。
メドック・マラソンは子供がいても応援できますっ!!
5.子連れでマラソン応援 おさらいと注意点
- ボルドーから会場のポイヤックは遠い(電車で1時間。さらに徒歩20分。)
- 電車の本数が少ないのでできるだけシャトルバスを予約
- チケットはOUIで購入するのが便利(ポイヤック駅の事務所が閉まっていたりする。)
メドック・マラソンのシャトーで出されるワインは貴重なものが多かったよう!
次回は私もランナーとして参加したいな!トレーニングせねば!
以上簡単ですが、子連れでボルドーのメドック・マラソンを応援してみて感じたことでした。
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