子供の好奇心に寄り添った遊び場や、遊び道具を提供しているボーネルンド。
そんなボーネルンドが夏(正式には4月から販売が開始)に販売しているアクアプレイシリーズ。
去年の自粛中にアクアプレイの存在を知ってずっと欲しかったのですが、去年はすでに売り切れで購入できず。
去年は購入するための抽選販売も行われていたようで。。
今年は、冬のうちからボーネルンドに問い合わせ、アクアプレイのネット販売スタート日程を電話で教えてもらい、3月中にゲット。
3歳の息子、0歳の娘と一緒に使ってみました。
夏の定番になりそうだと感じるグッドポイント、ここはちょっとイマイチだな、と思った点を正直にレビューします。
そもそもボーネルンドとは?
ボーネルンドは、ちょっと高価なあそび道具、ショッピングモールに入っている室内型のプレイエリア(キドキド)などを思い浮かべる人も多いかと思います。
けれど、それだけでなく、幼稚園や小学校、公共施設、商業施設、公園などと手を組んで、子どもが自立した大人に成長するために必要な実体験をあそびを通して得られる遊び場もつくっています。
幼稚園や、病院、カーディーラー内にあるキッズスペースの多くもボーネルンドが作っていたんだね。
いわばボーネルンドは、あそび道具の提供からあそび環境の創造、メンテナンスまで、「あそび」について総合的に取り組んでいる世界で唯一の企業です。
名前が欧州っぽい雰囲気だけど、日本の会社なんだって!ボーネルンドって名前は、子どもを大切にする北欧の国、デンマーク語を組み合わせた造語なんだね。「børne」は子ども、「lund」は森を意味しているんだ!
ボーネルンドは、おままごと用のキッチンや、マグフォーマーも有名ですね。
ボーネルンドの水遊び道具 アクアプレイとはどんな商品?
ボーネルンドの夏の定番アイテム、アクアプレイ。
水の不思議を体験できる仕掛けがいっぱいで、運河の国、スウェーデンで生まれた子供が大好きな水遊びの道具なんです。
水流を作り波を起こして船を動かす、水位をコントロールして船を動かす、など運河の仕組みを教えるために幼稚園の先生がつくったのが始まり。
アクアプレイの一番の特徴は、水位をコントロールするカナルロックシステム水門(=ロック)と水門で区切ったスペースに船を閉じ込め、ポンプを使って水の量を増減させることで水位が上下します。これが水平に保ちながら船を運航することができる技術。
アクアプレイのシリーズ4種類全て、このカナルロックシステムが導入されていて、どうやったら船が高さが違う場所を進めるのか、考えながら遊べるのです。
子供同士が役割分担したり、船を動かすにはどうしたらいいのか頭を使いながら遊べるということもあって、アクアプレイは毎年ボーネルンドのあそび道具のなかでも大人気の商品なんです。
2021年の場合は、3月下旬にオンラインで販売がスタート、4月下旬に店頭で販売開始ということで、オンラインで購入してみました。
ボーネルンドのアクアプレイにはどんな種類があるの?
- アクアプレイ・ロックボックス(10,450円)
- アクアプレイ・アクアワールド(税込16,500円)
- アクアプレイ・マウンテンレイク(税込20,350円)
- アクアプレイ・ブリッジ&ハーバーセット(税込26,400円)
の4種類があります。
アクアプレイ・ロックボックス(10,450円)
アクアプレイ・ロックボックス
組み立て時のサイズ:84cm×50cm
人形:2つ
乗り物:2つ
水門:3つ
クレーン:1つ
ポンプ:1つ
橋:1つ
コンパクトに折り畳め持ち運びができるボックスタイプです。ベランダが小さい、お風呂場が小さいという場合、こちらのセットがいいですね♪
アクアプレイ・アクアワールド(税込16,500円)
アクアプレイ・アクアワールド
組み立て時のサイズ:145cm×105cm
人形:3つ
乗り物:3つ
水門:3つ
クレーン:1つ
ポンプ:1つ
橋:1つ
遊ぶ場所でコンパクトにも組み替えができ、クレーン、ポンプ、橋もついたアクアプレイの基本のセットです。
アクアプレイ・マウンテンレイク(税込20,350円)
アクアプレイ・マウンテンレイク
組み立て時のサイズ:126cm×88cm×35cm
人形:2つ
乗り物:2つ
水門:3つ(1つは大きいもの)
クレーン:0つ
ポンプ:1つ(大きいもの)
カナルロックシステムの崖:1つ
橋:0
大きなポンプを使って水を吸い上げるときの水しぶき、高さのあるカナルロックシステム(崖)があるのが特徴。4つの中で一番ダイナミックな動きができるセット
※パーツを組み合わせて小さいサイズに組み替えも可能です。
アクアプレイ・ブリッジ&ハーバーセット(税込26,400円)
アクアプレイブリッジ&ハーバーセット
組み立て時のサイズ:143cm×143cm
人形:4つ
乗り物:3つ
水門:3つ
クレーン:1つ
ポンプ:1つ
橋:3つ
大きなコース、水路をまたぐ大きな橋が子供の想像力を掻き立てるセットです。
兄弟やお友達と一緒に遊ぶことを想定した場合、こちらの大きなセットが楽しく遊べそうですね。
ボーネルンドのアクアプレイ・マウンテンレイクを実際に購入してみた
我が家が購入したのは、アクアプレイ・マウンテンレイク。
4つのうちどれにしようか悩みましたが、大きなポンプで水を吸い上げたり、ばちゃばちゃとダイナミックな水しぶきを体験してほしくて、マウンテンレイクを選びました。
箱を見て息子は大興奮。
組み立て自体は、簡単なのですが、全ての水路パーツに黒いゴムパッキンのテープを貼らないといけなく、その作業に15分くらいかかりました。
子供は早く遊びたいから急かすし、そこに0歳児の娘も乱入。綺麗に貼りたい気持ちと早くやらなければ!という気持ちでちょっと大変。子供が寝ている時に準備すべきだわ。笑
実際に組み立てみて、マウンテンレイクは思った以上に大きかったです。
そして、マウンテンレイクは立てかけるには不安定なのでバランスを取る必要も。(外して保管が安心です。)
実際に、3歳と0歳の子供と一緒に遊んでみるとお水でばしゃばしゃ楽しそう!!
レゴのおもちゃもちょうどよくハマりますし、おままごと用のキッチンのコップやタオルなんかをお水に漬けて、やりたい放題。
身体中濡れますので、温かいお湯を足しながら遊びました。
ベランダ用のサンダルは必須ですね。
お部屋でやるために、防水のレジャーシート(ブルーシート)も購入。
ボーネルンドのアクアプレイを実際に使ってみて、よかったポイント
- お水遊びの選択肢が増える
- 遊び疲れてくれる
- 雨の日でも遊べる
- おうち遊びがちょっとしたイベントDAYになる
おうちでのお水遊びの選択肢が増えるのは、子供をどうやって遊ばせよう・・と悩む親にとって、とても助かります。
プールほどお水も準備も必要なく、バケツ2ー3杯のお水でぴちゃぴちゃ(びちゃびちゃ)遊んでくれるので、ラクちんです。
これは個人差があるかもしれませんが、お水遊びはびちゃびちゃになったり、お外(ベランダ)で遊ぶから紫外線を感じてなのか、泳いでいなくてもアクアプレイをした日は夕方には疲れている様子。
おうちで過ごす日は体力が有り余ってしまうこともよくあるのですが、アクアプレイをした日は体力消耗しているのだなーと夕方の静か具合でひしひしと感じます・・笑
ベランダや、お風呂場、おうちにレジャーシートを敷けば雨の日でも関係なく遊べます。
雨の日のおうち遊びの選択肢が増えるのもありがたい。
アクアプレイは準備はそこまで難しくないですが、おうちプールと同じような感じで1つのちょっとしたイベントになります。
子供も喜びますし、親も家でぐーたら遊んで特に何にもしないでグダグダ過ごしてしまったーという変な罪悪感に駆られることもなく。
1日遊んだーというちょっとした達成感も。
ボーネルンドのアクアプレイを実際に使ってみて感じたイマイチなポイント
- アクアプレイにハマらない場合もある
- 一人では遊べない(子もいる)
- 値段が高い
- (お水で全身びちゃびちゃ)
アクアプレイの遊びは単純に見えて結構頭を使います。
大人でこそ普通にできますが、3歳児だと、お水をためて一気に流す、水流を起こして動かす、など水の動きの仕組みがイマイチまだわからず、我が家の場合は大好きでずっとやりたい、というほどまだハマっていません。
アクアプレイは一人遊びができる子供ならいいですが、一人遊びが得意でない子供の場合はやっぱり一人で遊べないです。
息子は一人で遊ぶのがあまり好きではなく、おうち遊びのときはわたしが一緒に遊んでいるのですが、アクアプレイなら大好きなお水だし、一人で楽しんでもらえるかな?と思いましたがダメでした。
普通に一緒にびちょびちょになります・・
アクアプレイ、一番安いものでも10,000円超え、季節のおもちゃにしては高価です。
我が家が、まだそこまでハマっていないというのもありますが、ちょっと高いなーと。
もう少し安いといいのにな。
最後に、これはイマイチポイントではないのですが、アクアプレイは、遊びながらかなり濡れます。
お水遊びの醍醐味で子供は楽しそうですが、遊び方によってはプールに入っているみたいにびちょびちょ。
お部屋でレジャーシートを敷いてやるのは、タオルが何枚も濡れる覚悟が必要。
プレイウェアや水着、ラッシュガードを着せてもいいかもしれませんね。
ボーネルンドのアクアプレイで遊ぶ上での注意点
- 遊び場所の確保
- 溺れるリスク
アクアプレイの遊び場所は正直困りました。
ボーネルンドのHPの写真のように広いお庭があればいいのですが、マンションの場合、水はけをよくするためにベランダが斜めになっていると、アクアプレイにお水が水平に入らず、遊びずらいです。
お水がきちんと水平にはいっていないと、ポンプから水が吸い上げられないし、水流も起こしずらい。。
我が家は家の中で、ブルーシートを敷いて対応して遊ぶこともあります。
マウンテンレイクは4つくらいサイズを組み替えて遊べるので、少し小さなサイズにして遊んでみました。
これならお風呂場でも遊べそう!
溺れるリスク、これは乳児の兄弟がいる場合気をつけた方がいいです。
アクアプレイは対象年齢が3歳以上なので、0歳の子供用に買うことはないと思いますが、兄弟がいて、その横で0歳児が一緒に遊ぶ場合、顔をお水に突っ込もうとしたり、アクアプレイに足を突っ込んで滑ったりするリスクも。
溺れないように注意が必要です。
正直、うーん、と思うポイントもありましたが、それでも子供が大好きなお水遊び。買ってよかったアイテムに変わりありません。
息子がお水の仕組みが理解できるようになって、下の娘がもう少し大きくなったら兄弟で一緒に楽しく遊べるのかな。と期待しています。
以上ボーネルンドのアクアプレイを実際に使ってみた正直レビューでした。
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