動物王国?!インドには国立公園がいくつもあって、デリーから行きやすい国立公園として有名なスルタンプール国立公園(野鳥で有名)も有名ですが、今回は夫の会社イベントでジムコルベット国立公園へ行ってきました。
行くにあたり、わかっていたのはデリーから片道車で7時間ということだけ。
よく人が亡くなる道を通る?!崖があって危ない?!‥など不安な噂ばかりの中、子供連れで大丈夫か迷いましたが、こんな機会はなかなか経験できないと行ってきました。
(ちなみに今回は弾丸だったこともあり、国立公園内のサファリツアーは諦めました。。滞在中のサファリツアーではベンガルトラがラッキーにも見れたようですが、サファリについては簡単に現地オプションとして紹介しますのでご了承ください。)
ジムコルベット国立公園とは
まずジムコルベット国立公園(Jim Corbett National Park)はデリーから北東に車で約7時間、Uttarakhand(ウッタラーカンド州)にある国立公園。
~ホームページより抜粋~
ジムコルベット国立公園は、1936年に設立されたインドで最も古い国立公園で、1973年からベンガルトラの保護をスタートさせ、この取り組みはインドのトラ保護プロジェクトの先駆けともいわれています。520k㎡に及ぶ壮大な国立公園には、丘やくぼ地、川、草原、湖があり、ベンガルトラだけではなく、カワウソ、魚を食べるワニ、さまざまな野鳥を見ることが出来るようです。
ジムコルベットへの行き方
今回私たちは会社で支給されている自家用車にて向かいました。
ジムコルベット国立公園のウェブサイトによると、夜行列車や、バスの運行もあるようですが、現地での動きも制限されますので車で行くのがオススメかと思います。(ウェブサイトでも車がオススメと書いてありますね!)
何度も書きますが、片道7時間の長い長い道のりでした。そして帰りは渋滞に巻き込まれ、、9時間弱の道のり。。
こんな経験もインドでしかできないかなとポジティブに楽しみました。笑
ジムコルベットに行くまでには危険がいっぱい??危なくないのか?
ジムコルベットに行くと決まって調べるも、なかなか情報は出てこず、行くまでの道のりが険しい、亡くなる方も多いらしいよ、と。
実際に私たちが見た限りでは危なくはありませんでした。
検証していきましょう。
崖がいっぱい?
まずは崖が多く、そこから落下して毎年亡くなる方がいる説。。
結論、私たちはデリーから向かいましたが、そんな道はありませんでした。平坦な道をひたすら走りました。
襲撃にあう危険??
こちらは噂の域で実際に調べられませんでしたが、ジムコルベットに行く道の途中には貧しい地域を通るため、卵等を投げられて、運転手が車を止めた瞬間に山賊に襲われるというもの。
これは夜間にあるらしい、という噂で。。
実際に私たちは早朝発、帰りも昼間移動しましたので、怖い目にあうこともありませんでした。
(夜間の状況は分かりかねますので完璧に安全とは言い切れませんが。。)
危なくはないけれど。。。
危なくはないけれど、、ジムコルベットへの道のりは険しいものでした!!
なぜならば、、、道がボコボコ!!!その道を行程の半分くらい、つまりは3時間以上は通るのです。
おしりも痛くなるし、ここまでひどいとは思っていなかったので、きつかったです。
そして、道路が広くないので、牛さんや藁を運ぶ巨大な車が前方にいる度、大渋滞しました。
なので、グーグルマップでは4時間―5時間くらいでデリーから行けると案内に出ますが、実際はどんどん遅れて結局7時間コースでした。
休憩場所
アグラに行ったことがある方は、高速道路を通るのである程度走るとサービスエリアがあって、そこでトイレ休憩もできますが、ジムコルベットまでの道のりではそういったところはありませんでした。
トイレ休憩場所は幹線道路と田舎道の間にある途中、Gajraulaのマクドナルドにて。
このあたりは、バーガーキングやコーヒーショップもあって、結構混雑していました。
ここを逃すとあまり、フランチャイズのこういったレストランやカフェは出てこないので、行かれる方はここを休憩地点に設定したほうがよさそうです。
現地宿泊ホテル
私たちが今回宿泊したホテルはTHE CORBETT RIVERSIDE RESORT(ザ コルベット リバーサイド リゾート)です。
4つ星、コジリバー(Kosi river)沿いに建つリゾートホテル群の1つ、実際のジムコルベット国立公園内にあるわけではなく、そのそばにあるホテルでした。
自分たちで選んだわけではなく、正直可も不可もないホテルでしたので、さらっと。
おすすめポイント
・川が綺麗
・開かれた開放的な雰囲気(ローカルリゾートっぽい感じ?)
川に面しているので空気が綺麗で澄んでいました。デリーにはない光景♪
子供が芝生を走り回ったり、音楽に乗って踊ったり楽しそうに過ごせる雰囲気の場所でした。
各階3部屋×2階建てのコテージがいくつか立っていて、コテージの前にはイスなんかもありリラックスできるスペースも。
イマイチポイント
・お風呂のお湯が出なかった
・食事がインド料理ブッフェ
コテージに近い雰囲気のホテルで、よく言うとシンプル、悪く言うと質素な雰囲気。宿泊したお部屋のお風呂はシャワーのみで、お湯がどう頑張ってもでない。諦めました。。
他にも、Taj等のホテルグループもありましたので、検討してみてもいいかもしれません。
現地オプション
今回は、参加できる時間が早朝しかなく、時間的にも厳しかったので参加しませんでしたが、ジムコルベット国立公園で有名なベンガルトラを見る4輪車のサファリツアーがホテルから出ていました。
・朝6時~(4時間/6時間)
・午後14時~(4時間/6時間)
他の参加者が戻ってきたところを見ましたが、本当に屋根のない4輪車に乗り合い、結構なスピードで向かったそうです。
また、9ヵ月くらいのインドのお子さんも乗っていましたが、とにかく寒かったと。(3月です。)
ただ、今回はラッキーでベンガルトラ、見れたようです!!!!5回参加して初めて!!というインドのローカルの方が大興奮!!
そんな確率なことにこちらもびっくり!
今回は参加できませんでしたが、次回機会があれば(あれば。。)という感じでしょうか。
子供連れ対応
車対応
まず一番気にしたのが車内での対応です。子供が7時間以上車で耐えられるか、経験もなかったので不安でしたが、結論、何とか楽しく?すごしてくれました。
飛行機内ではなかなか持ち込めない音のなるおもちゃやシール、こまめにあげられる大量のお菓子、ジュース、いざとなったときのジュレジュースを持参。
行きは早朝発ということもあって、半分以上チャイルドシートで寝て過ごしてくれて、帰りは渋滞にはまり愚図りましたがお菓子や動画も少し見せながらなんとかという感じです。
(今後アップするスリランカ旅行が、今回の経験でかなりラクになったので、旅行経験値は上がりました。)
現地での食事
子供用の現地での食事ですが、今回はインド国内、さらには自由時間もあまりないことを想定していたので、現地購入ではなくすべて事前に用意して持っていきました。
食事用として、レトルトカレー類、レンジでチンするレトルトライス、野菜パン等のお菓子パン、バナナを準備。
レトルトライスはホテルのレストランで温めてもらい、対応しました。
現地ではほぼインド料理だったので、チャパティを少しちぎるくらい、あとはフルーツをちょっと。
途中でトイレ休憩で寄ったマクドナルドでポテトをあげたりもして対応しました。
現地で出来たこと
ホテルにはポニーライドがありました。思ったよりポニーが大きく今回は息子は体験しませんでしたが、入口に案内もあったのでできると思います。
あとは、屋外のプレイエリアが少し。芝生がとにかく広くて、インドの他の宿泊客の子供も走り回っていて、息子も楽しそうでした♪
子連れでジムコルベット国立公園に行かれる方は多くないかもしれませんが参考になれば嬉しいです。
コメント