1歳5ヵ月の息子とのスリランカ周遊旅行記4つ目は世界遺産、シーギリヤロック登頂について!
シーギリヤロックへは、今住んでいるインドからスリランカが近いので、インドにいる間に、さらに抱っこ紐に息子が収まるうちに行きたく、今回息子が1歳5ヵ月でチャレンジ!
シーギリヤロックの頂上までは、階段が1200段もあるし、行った人によっては、子連れは厳しいのでは??という話も聞いたのですが、実際は子供連れでも結構いけるものです!
ただし、実際に登ってみて感じた注意ポイントもあるので、まとめてみます。
1歳5ヶ月子連れスリランカ旅行の記事一覧
- 子連れスリランカ旅行①|1歳息子とスリランカ周遊旅行の行程表
- 子連れスリランカ旅行②|憧れのヘリタンス カンダラマ(Heritance Kandalama)宿泊レポ
- 子連れスリランカ旅行③|二ゴンボ・キャンディ・ヌワラエリヤのホテルレポ
- 子連れスリランカ旅行④|子連れでシーギリヤロックに登頂してみた
- 子連れスリランカ旅行⑤|憧れの高原列車(別名紅茶列車)に子連れで乗ってみた
- 子連れスリランカ旅行⑥|1歳5ヶ月の子供の持ち物と現地購入品
- 子連れスリランカ旅行⑦|スリランカ旅行中に子供が食べたもの・旅行の工夫・旅育
- 子連れスリランカ旅行⑧|食事やホテルを人任せにしてしまった・・スリランカ旅行のトホホ失敗談
子連れスリランカ旅行|シギリヤロック登頂の当日スケジュール
時間 | 状況 |
08:40 | 専用車にてヘリタンス・カンダラマホテル出発 |
09:40 | シーギリヤロック駐車場到着・トイレと準備 |
09:50 | 登頂開始 |
11:00 | 頂上到着 写真撮影&散策(日陰なし!!) |
11:15 | 下山開始 |
11:40 | ガイドさんと合流 |
12:00 | 駐車場到着 トイレ休憩を挟んでランチに向け出発 |
宿泊していたヘリタンス・カンダラマからシーギリヤロックまでは、車で1時間程度でした。
登頂するのに何を持っていくか、とか考えていたらあっという間に到着。
駐車場にあるトイレに行って準備万端!いざ出発♪(トイレはシーギリヤロック登頂の途中にないので、ここで済ませましょう!)
頂上までは1時間ちょっと、距離的にはもう少し早く着きそうでしたが、大混雑、大行列でスムーズに前に進まないため、止まったり歩いたりの繰り返しで時間がかかりました。
また、頂上はカンカン照り、日陰もほとんどなく暑いので、少し散策して写真を撮ってすぐに退散しました。(それでも大満足なくらい満喫♪)
子連れスリランカ旅行|シギリヤロック登頂に持って行ったほうがいいもの
子供用持ち物
・虫除け
・日焼け止め
・タオル
・帽子
・水飲まなかったときのための水分補給用のジュース等
・念のためのおむつ(1枚)
・小さなウェットティッシュ
とにかく暑いことが想定されたので、日焼け止め、お水、(お水を飲まなかったときに脱水症状を防ぐための)ジュレジュースや子供用ジュースを多めに持っていきました。
また、頂上では日陰がほとんどないので、帽子や(息子が帽子を嫌がるので帽子の代わりに頭を覆えるような)ガーゼタオルを持っていきました。
お水は適宜、頂上ではジュレジュースも飲ませました。
大人の持ち物
・虫除け
・日焼け止め
・サングラス
・帽子
日差しが強いので、サングラスや帽子はマストアイテムです。
また、大人、子供ともに替えの洋服は車の中にあらかじめ用意しておくと、下山後に着替えるときスムーズ。
今回夫が息子を抱っこ紐で抱っこして登頂したので、息子、夫ともにお腹の汗が尋常ではなかったです。
車に戻ってきて着替えました。
大人の装備
・動きやすい靴
・動きやすい服装
階段が結構滑りやすいので、滑りづらく動きやすい靴で行ったほうがいいかと思います。
また、軽装で登っている人もいますが、少しでもリスクを減らすためきちんと動きやすい服装で行ったほうがいいかと思います。
子連れスリランカ旅行|シギリヤロック登頂時まわりの状況
登頂するまで、子供連れなんて、無謀なチャレンジをしているのは私たちくらいかな、大丈夫かなーと心配していましたが現地に着いてみると、子連れ登頂者はたくさんいました。
抱っこ紐等使わずに片手で子供抱えてる人や、子供を肩車しながら登っている人も。
びっくりしたのが、子供連れでも軽装備、サンダル(ビーサン)を履いて登ってる人が非常に多かったことです。
こちらがひやひやするくらい。
重装備はヨーロピアンと私たちくらいで逆に結構目立ちました。(けれども滑りやすいので、重装備に越したことはないと思います!!)
混雑している急な階段で、親が抱っこなどせず2-3歳くらいの子供をゆっくり歩かせてるから大渋滞、という場面にも何度も遭遇しました。
(これは仕方がないことなので、寛容に受け入れるべきなのはわかるのですが、急な階段の高いところで止まらないといけない高所恐怖症の人にはほんとツラいです。。。)
子連れスリランカ旅行|シギリヤロックの階段
この旅行を検討したとき、旅行会社の方に、子供連れでシーギリヤロック登頂は大丈夫か確認した際、結構階段がきついですよ!と情報をいただいていたのですが、本当にその通り。
舗装はされてはいるものの、急な階段、階段の段差が高いもの、段差が一定でないもの、デコボコなもの、滑りやすいもの‥などいろんな種類の階段が。
また、『美女の壁画』を見るために登る螺旋状の階段は、錆びていていつか階段ごと落ちるのではと心配になるレベルです。
抱っこ紐で登る場合は、前が見えずらいので注意しながら登る必要があります!(夫、頑張りました!)
もし前抱っこで登るのが不安な場合、背中に子供をくくりつけて登れるチャイルドキャリアで登ることをおすすめします。(実際にヨーロピアンファミリーなどでお見かけしました。)
子連れスリランカ旅行|シギリヤロック登頂の注意点
高所恐怖症の人は要注意
滑りやすい階段、ぼこぼこの階段、下が見える階段など、結構高いところに行くので怖いです。
私は高所恐怖症だったので、足がすくんでしまう場面もあり、周りの方に大丈夫か?!と心配されました。
(特にライオンポールのあたりが手すりが微妙になかったりで怖かったです。。)
整備されていない環境
登頂中大勢の人が列をなしてゆっくり登っている中、その列を抜かそうとする人がいたり、子供を歩かせようとするから歩くリズムが崩れてより大混雑したり、足の悪い人がゆっくり歩くから渋滞したり、きちんと整備、監視をしていないので登り辛さがありました。
また、子供を肩車したまま歩くので、よろけて他の人に被害がでるのでは?とか、大行列で階段を登っているときはドミノだおしになるのでは?という恐怖がありました。
世界遺産の観光地なのに人数や状況が整備されておらず人的被害がいつでてもおかしくないな、と思う怖さが少しありました。
登頂するときは、きちんと手すりにつかまったり、肩車の子供連れから少し距離を置く等周りを見ながら登ったほうがよさそうです。
サル、蜂などに注意
サルが餌を狙って人の列に近寄ってくる場面が多数ありました。
手すりのそばにきたりして、サルも怖いし、手すりも離せないしで危なかったです。
(ヘリタンス・カンダラマで猿に遭遇した時は窓越しというのもあって楽しめましたが、自分のすぐそばに猿が寄ってくるのはやはり怖かったです。)
また、蜂(スズメバチ!)が出てくると登頂できないこともあるくらい、シーギリヤロックでは蜂は脅威な存在です。
ライオンポールから登頂しているとき、巨大な蜂の巣が見えて、(なんで放置してるの!?と)冷や汗ものでした。
私たちの登頂中にはラッキーで二匹くらいしか見ませんでしたが、刺された人がパニックになってドミノ倒しになったらどうしよう、息子が刺されたらどうしよう、、と想像するだけでちょっと怖かったです。
熱中症
頂上までの道、はじめのほうは日陰もありましたが、ライオンポールからのサミットは日陰がなく、頂上にももちろん日陰はほとんどないので子供が熱中症にならないか心配になるレベルでした。
水分を多めに取らせたり、帽子を被らない息子にはガーゼタオルを頭にかぶせて対応しました。
ガイドさんにいつ登るのがオススメか聞くと、朝の0730までに登るか、1500以降じゃないと今回のようにかなり暑くなるようです。
(季節は関係ない、いつも一緒だといっていました。)
今回はヘリタンス・カンダラマを1分でも長くエンジョイしたかったので、出る時間を遅くしましたが、早く出ることに問題がないなら早朝のほうがよさそうです。
子供対策
おむつを替えるようなスペースはなかったので登頂前に車内で替えておくことをオススメします。
また、野外ですがライオンポールの前には少し日陰のスペースがありましたので、もしおむつを替える必要がある場合には、そこでささっと替えることはできそうでした。(人前ですが。。)
子供連れでのシーギリヤロック登頂は体力的にはそこまでハードではないですが、大行列でスムーズに進まないため、止まったり歩いたりの繰り返しが疲れるし時間がかかります。
また、階段の幅が均等でないので、足が疲れます。
なので、やはりスニーカー等動きやすい靴で行くことをお勧めします!
注意ポイントや怖いな、という点もありましたが、今回、夫が息子を抱えて登頂出来て、景色を見たり、頂上で歴史を感じたり、本当に満足でした!!
(次回は子供が自分の足できちんと歩けるようになったら再訪したいです♪♪)
これから子供連れでシーギリヤロック登頂を検討されている方のご参考になれば嬉しいです。
コメント