5歳と3歳の子供を連れて行った子連れパース旅行。
前回息子が1歳の時に行ってとても楽しめたロットネスト島に、今回は動物に興味を持ち始めた娘も連れて、念願の再訪です。
前回の旅行では、ロットネスト島のフェリーターミナルそばのビーチを散策しましたが、今回は、インフォメーションセンターの方曰く、フェリーターミナルそばのビーチは風向きが悪く、波が強く子連れは楽しめないかも。。
とのことで、バスで周遊することをおすすめされました。
そう!今回は周遊バスに乗ってロットネスト島をまわってみたわけですが、この周遊バス、果たしてモンスターの5歳と3歳を連れて乗ってみてよかったのか・・
より楽しむためにはどうすべきだったのかを子連れママ目線でレポートします。
子連れパース旅行|ロットネスト島の滞在スケジュール
ロットネスト島にいくには他の予定は入れずに1日終日空けておくのがいいですね!
私たちも朝から夕方まで1日がっつり遊びました。
パース駅→フリーマントル駅まで電車で行き、フリーマントルからフェリーに乗りました。
※9:30発のフェリーにてロットネスト島へ(10:00着)
※フェリーのチケットはネットで事前予約
インフォメーションセンターの方におすすめされたサーモンビーチへ周遊バスで向かいました。
インフォメーションセンターのあるメインエリアの乗車場所(トムソンベイ)から約20分程度でサーモンベイに到着。
こんなに透き通ったビーチあるの?というくらいキレイ。
波もなく、プールにいるみたいな不思議な感覚。お昼前から1時間ほど遊びました。
約1時間バスに揺られてフェリーターミナルのあるメインエリア、トムソンベイに戻りました。
ランチはIsola Bar e Ciboにて。公園が横にあり&キッズメニューもありおすすめ。
お土産やアイスを買って、メインエリアの公園で遊んで、クオッカと戯れて終了。
ロットネスト島16:30発、フリーマントルへ行くフェリーに乗船。(17:00フリーマントル着)
※パース中心地とロットネスト島を直接行き来するフェリーもあります。
今回、パースから直接ロットネスト島へ行くフェリーにするか迷いましたが、金額が約2倍である点と、子供が2時間弱フェリーに乗ったままだと騒ぐかな、と考え私たちは往復ともにフリーマントル経由のフェリーにしました。
フリーマントル・パース間の電車移動が面倒ということであれば、パースへ直接向かうフェリーの方が楽かもしれません。
子連れパース旅行|ロットネスト島はどんな島?
パース近郊にある港町フリーマントルから、フェリーで約30分で行くことができるロットネスト島は、世界各地から年間約70万人が訪れるパースの人気観光地。
パース旅行に行くのであればぜひ日帰り観光で訪れたい場所の一つです。
口元がいつも笑っているように見えるから、世界で一番幸せな動物と呼ばれるクオッカに会うことができる島としても有名です。
そして、島の約60%が手つかずの自然で溢れたA級自然保護に指定されていて、一般の車両の乗り入れが禁止されているエコアイランドでもあります。(島全体が国立公園です。)
ロットネスト島を観光するには徒歩観光や、サイクリング、そして今回乗ってみた周遊バスがメインの移動手段になるよ。
島には63ヶ所もビーチがあるんだって!海水がオーストラリア本土よりも4−5度くらい高いからシュノーケリングやダイビングスポットとしても有名なんだね。
9月から11月にかけては、ロットネスト島のそばをザトウクジラが通過するから、見ることもできるのね!ロットネスト島を通るザトウクジラの数は3万頭にもなるんだって!
インド洋に浮かぶこの神秘的でエコフレンドリーなアイランド・ロットネスト島は、子供も大人も満足できる観光スポットです!
子連れパース旅行|ロットネスト島で自転車に乗らなかったわけは?
前回ロットネスト島に行ってみて、サイクリングを楽しんでいる家族連れが非常に多く、次に行くときは絶対に自転車に家族で乗りたい!と思っていたのですが、今回も断念。
その理由は、息子が乗れる自転車がなかったこと。5歳の息子はまだ自転車の練習中で、補助輪なしの自転車に一人で乗ることはできません。
よって、大人の自転車の後ろに乗るもしくは荷台に乗るしか方法はないのですが、大人の自転車の後ろに乗る場合体重制限があり22キロまで。
荷台に乗る場合は対象年齢は4歳まで(荷物制限は45キロまで)。
5歳の息子はすでに乗れない年齢なので、諦めました。
息子、娘がもう少し大きくなったら再リベンジしたいところです。
子連れパース旅行|ロットネスト島の周遊バス、アイランドエクスプローラー(Island explorer)はどんなバス?
- 一方通行でロットネスト島をぐるっと一周
- バスの仕様は路線バス
- ベビーカーのまま乗車可能
- 日本では見ることのできない絶景をバスに乗りながら見ることができる
- ドライバーのよるガイディングはなし
周遊バスの正式名称、Island Explorer Hop-On-Hop-Off Bus (アイランドエクスプローラーホップオンホップオフバス)は、クオッカコーチが運営する、19つのバス停を通りながらロットネスト島をぐるっと一周する周遊バスです。
8:30から16:00まで約30分間隔で島を一方通行で回っています。(時間は時期によって異なる可能性もあるので、インフォメーションセンターで要チェックです。)
乗り降り自由のバスで、好きな時に好きなところで乗降が可能。
周遊バスというと大きな観光バスを想定するかもしれませんが、路線バスのようなもので混雑時には立って乗ることになりますし、満員の場合は次のバスを待つ必要があります。(これは子連れには結構厳しい・・)
ベビーカーのままも乗ることができますが、混雑時は畳む必要ありです。
バスから見える景色はとにかく絶景です。(この記事一番最初の写真はバスから見えた景色の一部。)
運転手によるガイディングサービスは特にありませんので、自分たちでインフォメーションセンターにある地図と睨めっこしながらここがどこかを確認しながら降りる場所を確認する必要があります。
今回乗った周遊バス、繁忙期は値段が変わるかもしれませんが、私たちが滞在した際は、大人1名25AUDでした。5歳と3歳の子供は無料でした。
子連れパース旅行|ロットネスト島の周遊バスのおすすめポイント
- とにかく絶景
- ゆったり景色を眺められる
- 徒歩では行けないポイントへ行ける
ロットネスト島から見る海はただただ絶景で、日本ではもちろん、個人的には今まで30カ国以上旅をしておりますが、ここまで綺麗な海はなかなかみたことがない!という位すばらしくうっとりする眺めでした。
そしてバスに座ることができれば、その海をさまざまな角度から眺めることができるのでとてもいい観光バスとなるのです。(みなさんバスから景色をパシャパシャ撮っていました。)
ロットネスト島はとても広く、徒歩で行けるエリアは限られています。歩いて一周することは困難なため、徒歩散策ではみられない景色を眺めるにはバスはとても有効です。
1歳11ヵ月子連れパース旅行 クウォッカと海に癒されるロットネスト島はマストゴー
サーモンベイ
今回途中下車して楽しんだサーモンベイのビーチ。本当に見たことのないくらい青い景色、透き通った海を見ることができて子供達も満足。
ある程度、遠浅で波もほぼなく娘も息子も海を満喫。
ちなみに、サーモンベイにはトイレや更衣室はありませんでした。
タオルを巻いて岩場に隠れて着替えしている方もちらほら。
砂浜でピクニックをしているご家族連れ、カップル、グループがたくさんいました!
子連れパース旅行|ロットネスト島の周遊バスの注意点
- バスが30分に1本
- バスは一方通行
- バスが停まる場所は並んで待つわけではないので乗れるかは運次第
- メインエリア以外食事、飲み物が買える場所がない
これは繁忙期はまた異なるかと思いますが、私たちが滞在した10月(オーストラリアの春)は、バスの運行は30分に1本でした。
1本バスを逃してしまうと、次のバスが来るまで30分待たないと行けません。
大人だけだと、絶景を散策しながら待とう!とポジティブに捉えられますが、小さい子供連れでは結構厳しいなと感じました。
また、バスは一方通行。今回立ち寄ったビーチが、サーモンベイという、比較的スタートポイントから近いエリア(バス停留所7番目)だったので、サーモンベイで遊んだあと、レストランが立ち並ぶメインエリアへ戻るには、バスに乗り島をぐるっと一周する必要がありました。
逆方向で帰ってくれたら20分くらいの距離なのに、島を周遊となると1時間くらいバスに揺られる必要があるわけです。
かろうじて座れたので、立ったまま1時間揺られたわけではないのが本当に助かりましたが、車内は混雑していたので、子供達がうるさくしないように何度も注意しながら過ごしたのでちょっとヒヤヒヤ。
バスでの景色は大人にとっては最高だったのですが、子供はそこまで興味なく。。子供が騒がないようにジュレやお水などを渡しながら騙し騙し過ごしました。
混雑するバス。確実に次のバスに乗るならば、早めにバス停にいて並んで待ちたい・・誰もがそう考えると思うのですが・・ロットネスト島のバス停には並ぶ場所がありませんでした。
そして、バス停の目印的なものもなく、皆ふんわりと集まっていました。(なんとなく列っぽくはなっていましたが。)
しかし!!バスが到着して停車したのが、ふんわり並んだバスの後ろの方。きちんとバスを待つ列ができていれば、バスが後ろの方に到着したとしても前に並んでいる人から乗ることができるのですが、ふんわりとしたバスの列では、先頭はここだよ!と注意する人もおらず。。
結局先に待っていた人はバスに乗ることができず、後から来た方があとさきにとどんどん乗ってしまいました。
ここは日本ではない、とは思いつつ、30分に1本という結構待たされた状況でこれはちょっとショックでした。(絶対に次は乗るぞ!という覚悟と乗れなかったら嫌だなというモヤモヤを抱えながら次のバスを待ちました。おおげさ?)
ロットネスト島のバスのスタートポイントのメインエリア以外、飲み物や食事を買えるところはありません。バスで途中下車する際には飲み物や子供用のスナックは必須です。
子連れパース旅行|ロットネスト島の周遊バスに子連れで乗るならば・・
- 朝早くから行ってランチもビーチで食べる
- 飲み物や食べ物、ビーチに必要な一通りのものを持っていく
今回ロットネスト島の周遊バスは、事前に乗ることをそこまで想定していない中でフラッと乗ってしまったので、正直結構疲れてしまったのですが、もし乗ると決めていくならば、1つのビーチで終日遊ぶくらいのスケジュール感で行った方がバタバタせずに楽しめるかと思います。
ロットネスト島のメインエリアにはカフェや、スーパーもあるので、そこでランチやスナック、飲み物を購入して、ターゲットのビーチでランチも込みでゆったり過ごし、思う存分遊んだあとバスに乗ってメインエリアに戻れば満足度がより高かったのかなと。
私たちはランチの準備も用意していなかったので、サーモンビーチに1時間弱の滞在するためにバスに待ち時間含め2時間以上かけたわけです。トホホ。
子連れ水遊びアイテム
我が家が実際に使っていた、子連れプール・ビーチで持っていきたいアイテム
1歳ごろまでのお子様におすすめの子供用浮き輪
スポッと外れない!1歳ごろから子供が喜んで使っていたスイマーバーの浮き輪
ちょっと大きくなると腕にはめてぷかぷか。オレンジは見やすく安心感のフットマーク!
かわいい水着はここ一択!
今やプールでもみんな着ている・キッズラッシュガード
海にいくなら持っていきたい・キッズマリンシューズ
海沿いのレストランでの食事もそれはそれは快適でしたが、周遊バスを利用して少し遠出のビーチに行くのであれば、1日ピクニックコースをおすすめします!
それでも、この絶景、家族での忘れられない思い出になりました。
インフォメーションセンターのスタッフの方、サーモンビーチをおすすめしてくださってありがとう!!
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